非公式・用語解説
OpenAIの主要プロダクト(Sora・Operator・Codex・Image Generation)
シラバス2-2に並ぶOpenAIの4プロダクトを、公式発表・公式ヘルプ・API公式ドキュメントで確認してまとめました。動画・ブラウザ操作・ソフトウェア開発・画像という4方向の広がりとして読むと整理できます。
本サイトはGUGA(生成AI活用普及協会)とは関係のない非公式の学習コンテンツです。試験の最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。用語名の並びは公式シラバスの章立てに沿っていますが、見出し・解説はすべて当サイトが独自に書いたものです。
製品情報は変化がとても速い分野です。本ページの記述は2026年8月時点で各社の公式サイト・公式発表を確認した内容にもとづきます。モデル名・提供状況・機能は予告なく変わるため、最新は必ず各社公式をご確認ください。確認できなかったことは書かず、確認できた範囲だけを記載しています。
ChatGPT以外のOpenAIプロダクト
シラバス第2章2-2には、GPTシリーズのモデル名に続けてSora・Operator・Codex・Image Generationという4つのプロダクト名が並びます。これらはモデルの世代ではなく、ChatGPTの外側に広がった用途を表す語です。動画、ブラウザ操作、ソフトウェア開発、画像——生成AIが文章生成の道具から総合的な作業環境へ広がった4方向だと捉えると覚えやすくなります。ただしこの4つは提供状況が大きく動いています。2026年8月時点で公式に確認できた事実だけを書きます。
Sora2026年8月時点
Soraは、文章から動画を生成するOpenAIのモデルおよびサービスです。2025年9月30日に公開されたSora 2では、映像と音声を同時に生成できるようになりました。公式発表では、背景の環境音や効果音、登場人物のせりふまで含めて高い現実感で生成できること、そして物理的な整合性が上がったこと——たとえばバスケットボールのシュートが外れたらバックボードに跳ね返る——が説明されています。同時に、iOS向けの専用アプリも公開されました。
アプリには、本人確認のための短い録画をすると自分の姿を生成シーンに登場させられる「キャラクター」機能や保護者向けの管理機能が用意され、ChatGPT Proの契約者はsora.comで実験的なSora 2 Proを使えると案内されていました。
ここが重要です。2026年8月時点で、Soraは提供終了が公式に告知されています。OpenAIのヘルプセンターによると、Soraのウェブ/アプリは2026年4月26日に提供終了、Sora APIは2026年9月24日に終了予定です。API公式ドキュメントの動画生成ガイドにも、Sora 2系のモデルとVideos APIが非推奨であり2026年9月24日に停止される旨の警告が掲載されています。作成した動画は指定のページから書き出す必要があり、期限後は関連データが完全に削除されると案内されています。試験の用語としては出題範囲に残りますが、いま新規に使えるサービスではない点に注意してください。
Operator2026年8月時点
Operatorは2025年1月23日に研究プレビューとして公開された、ウェブブラウザを自分で操作して用事を片づけるエージェントです。公式説明では「あなたのためにウェブへ行って作業をするエージェント」とされ、GPT-4oの視覚能力と推論を組み合わせたCUA(Computer-Using Agent)という専用モデルで動いていました。人間と同じように画面を見て、入力し、クリックし、スクロールします。
想定用途は、フォームの記入や食材の注文といった繰り返しの多いブラウザ作業です。安全面では、ログイン・支払い情報の入力・CAPTCHAが必要な場面ではユーザーに操作を代わるよう求める設計が明示されていました。全部やらせるのではなく危ないところで人間に戻す——この線引きは試験の観点でも要点です。提供は当初、米国のProユーザー向けにoperator.chatgpt.comで行われました。
その後2025年7月17日、OperatorはChatGPTの「エージェントモード」に統合され、単独サイトのoperator.chatgpt.comは終了する旨が公式に告知されています。同日発表のChatGPT agentは「Operatorとdeep researchの自然な進化形」と位置づけられ、視覚ブラウザ、テキストブラウザ、ターミナル、API接続を使い分ける構成になりました。OperatorはいまのAIエージェント機能の前身にあたる語と押さえておけば十分です。
Codex2026年8月時点
Codexは、ソフトウェア開発の作業を任せられるエージェントです。2025年5月16日の発表では「多数のタスクを並行して処理できるクラウドベースのソフトウェアエンジニアリングエージェント」と説明され、codex-1——OpenAI o3をソフトウェア開発向けに最適化したモデル——で動くとされました。機能の実装、コードベースについての質問への回答、バグ修正、プルリクエストの提案までを行います。
動作の仕方にも特徴があります。タスクは利用者のリポジトリを読み込んだ隔離クラウドサンドボックスで独立に実行され、複雑さに応じて1〜30分程度で完了すると説明されました。エディタの前で補完を受け取るのではなく、仕事を投げて別のことをする使い方です。提供はPro・Business・Enterpriseから始まり、2025年6月3日にPlusへ広がりました。
2025年10月6日には一般提供(GA)が発表され、Slackで@Codexと呼び出す連携、カスタムワークフローに組み込むためのCodex SDK、管理者向けダッシュボードが加わっています。このときのモデルはGPT-5-Codexで、CLI・IDE拡張・クラウド・GitHub Actionsから使える形になりました。なお歴史的には「Codex」はGitHub Copilotの初期を支えたコード生成モデルの名前でもありましたが、シラバスに載っている現在のCodexはこの開発エージェントを指すと理解してよいでしょう。
Image Generation2026年8月時点
Image Generationは、特定の製品名というよりChatGPT/OpenAI APIの画像生成機能を指す語です。2025年3月25日、GPT-4oによる画像生成がChatGPTの既定の画像生成機能としてPlus・Pro・Team・無料ユーザーへ提供開始されました。
公式が強調したのは3点です。第一に画像内の文字を正確に描けること。画像生成AIが最も苦手としていた部分で、看板やスライドのような実用的な用途が開けました。第二に指示への忠実さで、他のモデルが5〜8個程度なのに対し10〜20個の要素を扱えるとされます。第三に、会話を重ねて直せるマルチターン編集や、アップロードした画像を文脈として使える点です。一方で、長い画像での切れ、細かい文字が詰まった情報や正確なグラフの苦手さも公式に明記されていました。
開発者向けには2025年4月23日、gpt-image-1としてImages APIで世界提供が始まりました。ChatGPTでの公開後1週間で1億3,000万人が7億枚以上の画像を作ったという数字も公表されています。2026年8月時点のAPI公式ドキュメントのモデル一覧では、現行モデルとしてgpt-image-2が掲載され、gpt-image-1は旧世代として扱われています。「Image Generation=OpenAIの画像生成の系列」と捉え、個別のモデル名は移り変わるものと考えておくのが安全です。
4つのプロダクトの整理
何をするものか、いつ公式に発表されたか、そして2026年8月時点でどうなっているかを並べます。
| 用語 | 何をするもの | 主な公式発表 | 2026年8月時点の状況 |
|---|---|---|---|
| Sora | 文章から動画を生成する。Sora 2で映像と音声を同時生成 | Sora 2: 2025年9月30日 | ウェブ/アプリは2026年4月26日に提供終了、APIは2026年9月24日に終了予定と告知 |
| Operator | 自前のブラウザを操作して用事を片づけるエージェント(CUAモデル) | 2025年1月23日(研究プレビュー) | 2025年7月17日にChatGPTのエージェントモードへ統合、単独サイトは終了 |
| Codex | クラウド上でコードを書き、直し、PRを出す開発エージェント | 2025年5月16日/GAは2025年10月6日 | CLI・IDE拡張・クラウド・GitHub Actions・Slackから利用可能 |
| Image Generation | ChatGPTとAPIの画像生成機能。文字を正確に描ける | ChatGPT: 2025年3月25日/API(gpt-image-1): 2025年4月23日 | API公式のモデル一覧では現行モデルとしてgpt-image-2が掲載 |
出典は本ページ末尾の一覧のとおり、すべてOpenAI公式サイト・公式ヘルプ・API公式ドキュメントです。
試験での位置づけ
Sora・Operator・Codex・Image Generationは、いずれも第2章「生成AI(ジェネレーティブAI)」の2-2「ChatGPT」に置かれた語です。なおSoraは第3章3-1(生成AIができることと主なサービス)にも再登場します。
いずれも2025年10月1日改訂で追加された語です。現行シラバスは第4版(2026年2・4・6・8・10月試験向け/改訂日 2025年10月1日)で、この改訂ではAIエージェント・RAG・新しいモデル名・AI新法など24語が新しく入りました。この4語は「モデルの世代」ではなく「用途の広がり」を示す語なので、発表日を細かく暗記するより、動画・ブラウザ操作・ソフトウェア開発・画像という4つの方向と、それぞれ何をするものかを言えるようにしておくほうが実戦的です。
章立ての事実はGUGA公式「生成AIパスポート試験 概要」(2026年8月6日 閲覧)にもとづきます。学習項目名や説明文の転記はしていません。
出典
本ページの事実関係は、次の一次情報(各社の公式サイト・公式発表)で確認しました。いずれも2026年8月6日に内容を確認しています。
- OpenAI「Sora 2 is here」(2025年9月30日): https://openai.com/index/sora-2/(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAIヘルプセンター「What to know about the Sora discontinuation」(提供終了の告知): https://help.openai.com/en/articles/20001152-what-to-know-about-the-sora-discontinuation(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAI API公式ドキュメント「Video generation with Sora」(非推奨の告知): https://developers.openai.com/api/docs/guides/video-generation(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAI「Introducing Operator」(2025年1月23日/2025年7月17日の追記を含む): https://openai.com/index/introducing-operator/(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAI「Introducing ChatGPT agent」(2025年7月17日): https://openai.com/index/introducing-chatgpt-agent/(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAI「Introducing Codex」(2025年5月16日): https://openai.com/index/introducing-codex/(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAI「Codex is now generally available」(2025年10月6日): https://openai.com/index/codex-now-generally-available/(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAI「Introducing 4o Image Generation」(2025年3月25日): https://openai.com/index/introducing-4o-image-generation/(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAI「Introducing our latest image generation model in the API」(2025年4月23日): https://openai.com/index/image-generation-api/(2026年8月6日 閲覧)
- OpenAI API公式ドキュメント「All models」: https://developers.openai.com/api/docs/models/all(2026年8月6日 閲覧)
- GUGA「生成AIパスポート試験 概要」(章立ての確認): https://guga.or.jp/outline/(2026年8月6日 閲覧)
このページについて
本ページは、生成AIパスポート試験を実施する一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)とは関係のない、非公式の学習ノートです。GUGAの監修・認定・提携を受けたものではありません。試験の最新情報はGUGA公式「生成AIパスポート試験 概要」/生成AI活用普及協会(GUGA)でご確認ください。解説文・見出しはすべて当サイトが独自に書いたもので、シラバス本文の転記ではありません。各社の商標・ロゴ画像は使用していません。製品名は各社の商標です。誤りにお気づきの場合はお問い合わせからご連絡ください。