お絵かきアプリを使いたいけれど、「アプリのインストールが必要」「会員登録やログインが面倒」「子どもに使わせるのは個人情報の面で少し不安」——そんな理由で、なかなか始められないことはありませんか。

「おえかきスタジオ」は、まなびパレットのブラウザだけで動く無料のお絵かきツールです。インストール不要・登録不要で、パソコンでもタブレットでも、ページを開いたらすぐに描き始められます。しかも、描いた絵のデータはお使いの端末の外には送られません。すべてブラウザの中だけで処理されるので、お子さまの作品や写真を安心して扱えます。

そして「おえかきスタジオ」がユニークなのは、こうしたやさしさと、本格的な機能を両立している点です。メニューをまるごとひらがなに切り替えられる「ひらがなモード」で、小さなお子さまでも自分で操作できる一方、大人向けのデザインソフト並みのノード(ベジェ)編集集中線ベクター(SVG)書き出しグラデーションまで、ぜんぶ無料でそろっています。子ども向けなのに、ここまでできる——これが、おえかきスタジオの いちばんの押しです。

この記事では、保護者の方や先生に向けて「おえかきスタジオ」でできることを紹介しながら、はじめての方向けに基本的な使い方をひととおりご案内します。

→ ひらいて つかう
おえかきスタジオの画面。上部に線画アイコンのツールバー、右にレイヤーパネル、キャンバスにグラデーションの太陽と星
おえかきスタジオの画面。上部のツールバーで道具や図形を選び、右のパネルでレイヤーを管理します。

「おえかきスタジオ」でできること

おえかきスタジオは、ペンで自由に描く「お絵かき」と、まる・しかく・ほしなどの形をきれいに置く「ベクター図形」の、両方を1つの画面で扱えるのが特徴です。おもな機能を挙げると、次のようになります。

ペン・ブラシ・けしゴム
ふつうのペンのほか、マーカー・えんぴつ・ふでのブラシがあり、iPadとApple Pencilなら筆圧にも対応します。
ベクター図形(20種類以上)
しかく・まる・さんかく・ほし・ハート・矢印・吹き出し・集中線など。あとから色や大きさ、角の丸みを自由に変えられます。
レイヤー(重ね描き)
背景・人物・文字などを別々の層に分けて描けます。順番の入れ替えや、一部だけの修正がかんたんです。
文字入れ
フォント・大きさ・色・ふちどり・行間・そろえを選んで、パワーポイントのように文字を配置できます。
グラデーション
直線・放射(円形)・フリーフォームの3種類。2〜8色を混ぜた、本格的な色づかいができます。
ノード編集(かたちの微調整)
図形を「点」で編集して、オリジナルの形に作り替えられます。曲線もあつかえます。
画像の読み込み・白背景の切り抜き
写真やイラストを取り込み、白い背景をワンクリックで透明にできます。
PNG・SVGで書き出し
作品は画像(PNG)としても、拡大してもきれいなベクター形式(SVG)としても保存できます。

こんな場面で使えます

おえかきスタジオは、お子さまの「自由に描きたい」という気持ちにも、学習や制作の道具としての用途にも応えます。

基本の3つの「かきかた」

まずは、上のツールバーにある3つの道具を覚えれば、だいたいのことができます。

① ペン
フリーハンドで線を描きます。図形レイヤーではあとから編集できる線に、ペイントレイヤーでは連続して塗るように描けます。太さは「ふとさ」スライダーで変えられます。
② ずけい(図形)
しかく・まる・ほしなどのボタンを選んで、キャンバスをドラッグすると図形が置けます。置いたあとに、色(ぬり・わく)や角の丸みを何度でも変えられます。
③ もじ
「A」ボタンを押してキャンバスをクリックすると、その場で文字が打てます。ダブルクリックすればいつでも打ち直せます。

まちがえたら、いつでも「もどす」ボタン(Ctrl+Z)でやり直せます。

漢字が読めなくても大丈夫 ― ひらがなモード

おえかきスタジオの大きな特徴のひとつが「ひらがなモード」です。画面右上の「あ ひらがな」ボタンを押すと、メニューや設定の表示がまるごとひらがなに切り替わります。「背景」は「はいけい」、「透明」は「とうめい」、「スナップ」は「ピタッと そろえる」というように、漢字がまだ読めない小学校低学年のお子さまでも、自分で読んで操作できます。下は、同じ設定パネルの「かんじ」表示と「ひらがな」表示をならべた比べ図です。

同じモード設定パネルの、かんじ表示とひらがな表示の比較。背景→はいけい、透明→とうめい、スナップ→ピタッと そろえる のように、すべてひらがなに切り替わる
「あ ひらがな」ボタンひとつで、メニューがまるごとひらがなに。上が通常(かんじ)、下がひらがなモードです。

ふりがなを付けるのではなく、表示そのものがひらがなになるので、はじめて絵を描くお子さまでも、大人がつきっきりにならずに、自分のペースで操作を覚えられます。もちろん、いつでも同じボタンで、もとの表示に戻せます。おうちでも教室でも、「自分でできた!」を後押しする機能です。

キャンバスの大きさと背景は、さいしょに決められる

「モード」タブでは、描く前にキャンバス(絵をかく面)の大きさと背景を選べます。大きさは 512/768/1024/1080/1440ピクセル の5段階から選べて、おすすめは1024×1024です。数字が大きいほど絵がくっきり仕上がり(そのぶんファイルは少し重め)、SNS用・印刷用など、用途に合わせて選べます。

背景は「透明」「」「すきな色」の3つから選べます。透明にしておくと、PNGで書き出したときに背景がぬけた画像になるので、そのままスタンプ・アイコン・コラージュの素材として、ほかの絵に重ねて使えます。や好きな色を選べば、その色で塗りつぶした背景として保存されます。透明かどうかは、キャンバスの後ろに市松(チェッカー)模様が見えるかどうかで分かります。

あわせて「モード」では、なめらかに描けるじゆうモードと、マス目にそって描くドット絵モードも切り替えられます。ドット絵づくりを楽しみたいときに便利です。

アイコンの見かた(道具と図形の一覧)

ツールバーのアイコンは、それぞれ次のような意味です。はじめは全部覚えなくても大丈夫。よく使うものからで十分です。マウスを重ねる(タブレットは長押し)と、名前の説明も出ます。

おえかきスタジオのツールバー。上段が『どうぐ』(えらぶ・ペン・ブラシ・けしゴム・ぬりつぶし・スポイト・もじ・ノード編集・てのひら)、下段が『ずけい』(しかく・まる・さんかく・多角形・ほし・ハート・半円・弧・矢印・線・吹き出し各種・集中線)
ツールバー。上段が道具、下段が図形です。それぞれのアイコンの意味は下の一覧をご覧ください。
■ どうぐ
えらぶ
選んで動かす・大きさや回転を変える
ペン
自由に線を描く(図形はあとで編集できる線)
ブラシ
連続でぬるぬる描く(筆圧対応)
けしゴム
消す(図形は1つずつ消せます)
ぬりつぶし
囲まれた場所を色でぬる
スポイト
絵から色をとる
Aもじ
文字を入れる(ダブルクリックで打ち直し)
ノード編集
かたちを「点」で編集(曲線もOK)
てのひら
キャンバスを動かす(スペース+ドラッグでも)
■ ずけい
しかく
四角(角を丸くできます)
まる
円・だ円
さんかく
三角(角を丸くできます)
たかっけい
多角形(辺の数を変えられます)
ほし
ハート
ハート
はんえん
半円
スマイル・弧
にっこりの口や目(上下反転で ∩)
やじるし
矢印
せん
直線
ふきだし
四角い吹き出し(セリフ)
まるふきだし
丸い吹き出し(セリフ)
もくもく
こころの声・考えごと
さけび
強調のギザギザ吹き出し
集中線
マンガの強調表現

レイヤーで「重ねて」描く

おえかきスタジオの大きな特徴が「レイヤー(層)」です。透明なシートを何枚も重ねるイメージで、たとえば「背景」「人物」「文字」を別々のレイヤーに分けて描けます。

レイヤーを分けておくと、あとから「人物だけ動かす」「背景の色だけ変える」といった修正が、ほかの部分にふれずにできます。右側のパネルで、表示・非表示の切り替え、順番の入れ替え、濃さ(不透明度)の調整ができます。

「レイヤーは難しそう」と感じる方も、最初は1枚のまま描いてかまいません。慣れてきたら、背景と主役を分けてみると、ぐっと編集がらくになります。

レイヤーパネル。図形レイヤーとペイントレイヤーが並び、表示切替・濃さ・順番・複製・削除のボタンが付いている
レイヤーパネル。目玉で表示切替、スライダーで濃さ、▲▼で順番を変えられます。

この「重ねてつくる」という考え方は、じつはアニメーションのセル画やデジタル作画、写真編集、デザインソフトなど、さまざまな創作の世界に共通する基本です。小さいうちからレイヤーの構造に親しんでおくと、将来いろいろなツールを使うときの理解の土台になります。

図形とノード編集で、自由なかたちを作る

置いた図形は、色や大きさを変えるだけでなく、2つ以上の図形を「結合(合体)」「型抜き(くりぬき)」「交差(重なりだけ残す)」して、新しい形を作れます。パワーポイントの「図形の結合」と同じ考え方です。

さらに「ノード編集」を使うと、図形を輪郭の「点」で編集できます。点を動かす・増やす・減らすだけでなく、「丸く(ハンドル)」を使えばなめらかな曲線もあつかえます。星やハートを少しいびつにしたり、オリジナルのキャラクターの形を作ったり——お子さまの「こういう形にしたい」に応えられます。

「中心点」で、反転・回転・ミラー・万華鏡を自由自在に

図形をひとつ選ぶと、まん中あたりに小さな十字の「中心点」が出ます。これは左右・上下の反転の「折り返しの軸」、回転の中心、そしてミラー・万華鏡の中心になる、とても大事な点です。中心点はドラッグで好きな位置へ動かせて、図形の端やまん中でピタッと吸いつくので、ねらった位置に置きやすくなっています。

左右反転・上下反転
中心点を軸に、鏡のように図形をひっくり返します。中心点の場所を変えれば「どこを軸に返すか」が変わるので、思いどおりの位置で反転できます。
中心点をまわる回転
回転も中心点が中心になります。中心点を図形のに置けば、その点をぐるりと回る「公転」のような動きもできます。
ミラー複製(左右/上下)
元の図形はそのままに、中心点を軸に反転したコピーをつくります。ちょうちょ・顔・もようなど、左右対称の絵が一発で作れます。
万華鏡(放射状コピー)
中心点のまわりに、決めた個数だけ回転コピーを放射状に並べます。数を変えるだけで、雪の結晶・花・幾何学もようがかんたんにできます。
反転すると「ノード」もいっしょに反転
反転のとき、輪郭の点(ノード)もいっしょにひっくり返るので、左右非対称の形でも思ったとおりにきれいに返ります。
直線・矢印は「両端の点」で引き直し
直線や矢印を選ぶと、線の両端に点が出ます。その点をドラッグすれば、線の長さや向きを後からかんたんに引き直せます。

カッター(きりわけ)で切り分ける ― 土星の輪も作れる

図形を選んで「きりわけ」(✂)を押し、図形の上を線でひとなぞりすると、その線で図形が2つに分かれます。「型抜き」が“重ねてくりぬく”のに対して、カッターは“1つを2つに割る”道具です。切ったあとはそれぞれ別の図形になるので、色を変えたり、前後の重なり順を入れかえたりできます。

これを使うと、平面のお絵かきでも「土星」のような立体的な表現ができます。手順はこうです。

  1. 大きい楕円から小さい楕円を「型抜き」して、うすい輪っか(リング)を作ります。
  2. その上に、惑星になるを重ねます。
  3. 輪っかを選んで「きりわけ」で、惑星のまん中あたりを横にひとなぞりして切ります(上半分・下半分の2つになります)。
  4. レイヤーで、上半分を惑星の「前」、下半分を「後ろ」に並べかえます。

すると、輪が惑星の後ろに回り込んで見え、ぐっと立体感のある土星になります。切る線はななめでもよく、Shiftを押しながらなぞると水平・垂直にまっすぐ切れます。

グラデーションで、いろどりを豊かに

色は単色だけでなく、グラデーション(色のうつり変わり)も使えます。おえかきスタジオのグラデーションは3種類です。

直線グラデ
左から右へ、上から下へなど、まっすぐ色が変わります。「むき」ボタンでななめ方向もかんたんに選べます。
放射(円形)グラデ
中心から外へ、丸く色が広がります。太陽やボールのような立体感が出せます。
フリーフォームグラデ
色の点を図形の上に自由に置いて、にじませるように混ぜられます。夕焼けや虹のような、やわらかい多色の表現ができます。

色は2色から8色まで増やせます。気に入った配色は「★お気に入りグラデ」に名前をつけて保存でき、次からワンタップで呼び出せます。お気に入りはJSONファイルとして書き出し・読み込みもできるので、バックアップや共有にも便利です。

グラデーション編集の画面。単色・直線・放射・自由(フリーフォーム)の切替、むき(方向)ボタン、色の点、お気に入りグラデの一覧
グラデーション編集。直線・放射・フリーフォームを切り替え、色の点をふやしたり、お気に入りに名前をつけて保存できます。

集中線で、マンガのような「迫力」をひと押しで

おえかきスタジオには、まんがでおなじみの集中線が図形のひとつとして入っています。ふつうは描くのが大変な集中線も、ここでは「集中線」を選んでキャンバスをドラッグするだけで、下のような放射状の線がいっぺんに出来上がります。おどろき・スピード感・「ここに注目!」を伝えたい場面にぴったりです。

放射状にひろがる集中線。中心の何もない円(スポットライト)を右上にずらして、そこに主役を置けるようにした例
集中線の作例。中心の「あいた丸(スポットライト)」の中に、キャラクターや文字を置くと、視線がそこに集まります。

置いたあとの調整も、とても直感的です。オレンジ色の点をドラッグすると線が集まる中心を自由に動かせ(上の例では右上に寄せています)、青い点をドラッグすると中心のあいた丸(スポットライト)の大きさを変えられます。この「あいた丸」の中に主役を置くのがコツです。さらに、線の形は「ふつう」と「とがり」の2種類から選べ、本数太さもスライダーで調整できます。色を変えれば、白背景に黒い集中線(王道のまんが風)から、やわらかいパステル調まで自由自在です。これだけ細かく作れる集中線が最初から入っているツールは、無料ではなかなか見当たりません。

集中線を選んだときに出る調整用の点。中心のオレンジ色の点で線の集まる位置を、2つの青い点であいた丸(スポットライト)の大きさを変えられる
集中線を選ぶと出る調整用の点。オレンジ色の点で中心の位置を、青い点であいた丸(スポットライト)の大きさを、ドラッグで変えられます。

写真の白背景を、ワンクリックで切り抜き

写真やイラストを読み込んだあと、白い(または薄い一色の)背景を「背景切り抜き」ボタンでワンクリック透明にできます。ふちから背景の色をたどって透明にするしくみなので、被写体の中の白い部分は残したまま、まわりの背景だけをきれいに抜けます。切り抜いた画像は、そのままコラージュや素材づくりに使えます。

作品の保存 ― PNGとSVG、そしてプロジェクト

描いた作品は、目的に合わせて3つの形で保存できます。

PNG(画像)
いちばん一般的な画像形式。印刷したり、資料に貼ったり、SNSに載せたりできます。背景を透明のまま書き出すこともできます。
SVG(ベクター)
拡大してもぼやけない、きれいなベクター形式。ロゴや図形、文字を大きく引きのばして使いたいときに向いています。
プロジェクト(.json)
レイヤーや図形の情報をそのまま保存する形式。あとで開けば、続きから編集できます。
保存タブの画面。PNG・SVG・プロジェクト(.json)でそれぞれ保存でき、名前をつけての保存もできる
「ほぞん」タブ。PNG(画像)・SVG(ベクター)・プロジェクト(.json)から選んで、日付つき・名前つきで保存できます。

ファイルには、日本語(ひらがな)で名前をつけて保存できます。「ねこのえ」「おはなばたけ」のように、お子さま自身が読める名前で保存できるので、あとから見つけやすくなります。

安心して使うための工夫

おえかきスタジオは、お子さまが使うことを前提に、いくつかの配慮をしています。

なお、大切な作品は、PNGやプロジェクト(.json)として手元に保存しておくことをおすすめします(自動保存はあくまで一時的なものです)。

もっと楽しむための、ちょっとしたコツ

最後に、知っておくと便利な使い方をいくつか紹介します。

ショートカットを覚えなくても、さわるだけで使える

高機能なグラフィックソフトは、たくさんの機能を覚えないと使いこなせないことがあります。おえかきスタジオは、そうした「覚える負担」をできるだけ減らし、画面を見て、さわればわかることを大切に作っています。とくに次のような工夫があります。

選んだものの すぐそばに「操作窓」が出る

図形や絵をタップして選ぶと、そのすぐ近くに小さな操作窓(フローティングツール)が現れます。「えらぶ」「複製」「削除(ゴミ箱)」「ノード編集」「PNG保存」などが、メニューを探さなくてもその場で押せます。操作したいものと操作ボタンが近いので、視線を動かさずに作業できます。

いつでも「えらぶ(選択ツール)」に戻れる

ほかの道具を使っていても、操作窓の「えらぶ」ボタンや、キャンバスの空いている場所をタップすれば、すぐに選択ツールに戻れます。「今どの道具だったっけ?」で迷いにくくなっています。

右クリック(長押し)メニュー

図形を右クリック(タブレットでは長押し)すると、前面・背面への移動、反転、結合・型抜き、画像の背景切り抜きなどが、パワーポイントのようにその場で選べます。

指でも押しやすい 大きな −/+ ボタン

数値の入力欄には、大きな「−」「+」ボタンが付いています。細かい数字を打たなくても、タップするだけで少しずつ調整できます。タブレットでも扱いやすい大きさです。

迷わないタブと、常に見える「もどす/やり直し」

「どうぐ・いろ・モード・ほぞん・ひらく」とタブで分かれているので、目的の場所にすぐたどり着けます。そして画面の上部には、上のような「もどす」「やり直し」ボタンがいつも表示されています。この2つがあるので、失敗をこわがらずに、どんどん試せます。

もどす(Undo・元に戻す)直前の操作を「なかったこと」にして、1つ前の状態にもどします。まちがえても、押すだけで取り消せます。
やり直し(Redo)「もどす」で戻しすぎたときに、取り消した操作を もう一度やり直します。もどす の反対の動きです。

パソコンでは CtrlZ=もどす、CtrlY=やり直し でも操作できます。

図形を選ぶと、そのすぐそばに操作窓(フローティングツール)が現れる。えらぶ・複製・ノード編集・削除などのボタンが並ぶ
図形を選ぶと、すぐそばに「操作窓」が出ます。えらぶ・複製・ノード編集・削除などが、その場で押せます。
上部のタブ(どうぐ・いろ・モード・ほぞん・ひらく)と、常に表示される『もどす』『やり直し』ボタン
上部のタブで場所を切り替え。「もどす」「やり直し」ボタンはいつも見えているので、失敗をこわがらずに試せます。

専門的な機能を、専門知識なしでも触って使える——ここが、おえかきスタジオがとくに力を入れているところです。お子さまや、ふだんデザインソフトを使わない方でも、気軽に本格的な表現を楽しめます。

パソコンで使うときの便利なショートカットキー

マウスとキーボードのパソコンで使うときは、ショートカットキーを覚えるとさらに快適です(もちろん、すべてボタンからも操作できます)。よく使うものをまとめました。

道具をえらぶ

Vえらぶ(選択ツール)
PBEペン/ブラシ/けしゴム
GIAぬりつぶし/スポイト/もじ
Nノード編集(点でへんしゅう)
ROTLしかく/まる/さんかく/せん

編集する

Ctrl+Zもとに戻す(Undo)
Ctrl+Yやり直し(Redo)※Ctrl+Shift+Zでも
Ctrl+C/X/Vコピー/切り取り/貼り付け
Ctrl+D複製
Alt+ドラッグ複製しながら動かす(すばやくコピー)
Deleteえらんだものを削除

うごかす・ととのえる

1ドットずつ移動(Shift+で10ドット)
Shift+リサイズ/回転縦横比キープ/15度ずつ回転
[]ペン・ブラシを細く/太く

画面・保存

Space+ドラッグキャンバスを移動(手のひら)
Ctrl+ホイールキャンバスを拡大・縮小
Ctrl+SPNGで保存

Macをお使いの場合は、Ctrlのかわりに(Command)でも同じように操作できます。

よくある質問(FAQ)

おえかきスタジオは無料ですか?
はい、完全無料です。登録・ログインもインストールも不要で、ブラウザを開くだけですぐに使えます。追加料金や課金要素もありません。
会員登録やアカウントは必要ですか?
必要ありません。メールアドレスなどの個人情報を入力せずに、そのまま描き始められます。
iPadやタブレットでも使えますか?
はい。指やApple Pencilでの操作に対応しており、iPadやAndroidタブレットのブラウザでもなめらかに描けます。パソコン(Windows・Mac・Chromebook)でも使えます。
描いた絵のデータは安全ですか?どこに保存されますか?
作業中のデータは端末の外(サーバー)に送信されず、ブラウザ内だけで処理されます。作品はPNG画像・SVG(ベクター)・プロジェクト(.json)として手元の端末に保存できます。うっかり閉じても復元できる自動一時保存もあります。
ベクター(SVG)で書き出せますか?
はい。図形・パス・文字・ペン線は、拡大してもきれいなベクター形式(SVG)として書き出せます。ロゴやアイコン、カッティングマシン用のデータづくりにも使えます。
集中線や吹き出しなど、マンガ風の表現はできますか?
はい。集中線・吹き出し・もくもく(雲)などが図形として用意されています。集中線は中心の位置・本数・太さ・線の形(ふつう/とがり)を細かく調整できます。
写真の背景を透明にできますか?
はい。写真やイラストを読み込んで、白い(または薄い一色の)背景を「背景切り抜き」でワンクリック透明にできます。背景透過のPNGとして書き出せるので、スタンプやコラージュの素材づくりに便利です。
子どもでも使えますか?
はい。メニューをすべてひらがなに切り替えられる「ひらがなモード」があり、漢字が読めないお子さまでも自分で操作できます。データが端末の外に出ないので、保護者の方も安心して使わせられます。

まとめ

「おえかきスタジオ」は、インストールも登録もいらず、ブラウザを開くだけで使える無料のお絵かきツールです。ペンでの自由なお絵かきから、レイヤー・ベクター図形・ノード(ベジェ)編集・グラデーション・集中線・SVG書き出しといった、大人のデザインソフト並みの本格機能まで、1つの画面でそろっています。しかもそれを、ひらがなモードで小さなお子さまでも操作できる——子ども向けなのに、ここまでできるのが、いちばんの魅力です。データが端末の外に出ない安心設計とタブレット対応で、お子さまから大人まで、はじめての方でも気軽に楽しめます。

まずは一度、開いて何か描いてみてください。きっと「こんなこともできるんだ」という発見があるはずです。

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