「あと どれくらいで おわるの?」——授業中や、おうちで遊んでいるとき、お子さまから何度もたずねられた経験はありませんか。時計は読めても、「いまが 4時16分で、おわりが 4時45分。だから のこりは 29分」というように、2つの時こくを くらべて「あと何分」を計算するのは、小さなお子さまにとって、とても むずかしいことです。

「みとおし時計」は、まなびパレットのブラウザだけで動く無料の見通しタイマーです。「いま」と「おわり」の時こくを2つのアナログ時計で ならべて見せ、「ながいはりが 9 に なったら おわり」のように、小学1年生にもわかる ことばと 絵で 見通しを伝えます。インストールも登録もいらず、パソコン・タブレット・電子黒板で すぐに使えます。

この記事では、先生や保護者の方に向けて、みとおし時計でできることと、基本的な使い方を ひととおり ご案内します。

みとおし時計の画面。左に青い「いま」の時計(4:16)、右に赤い「おわり」の時計(4:45)。おわりの時計には『ながいはり』『みじかいはり』のラベルつき
左が「いま」(青)、右が「おわり」(赤)。2つのアナログ時計を ならべて、時間の見通しを見える化します。

「あと どれくらい?」が むずかしい子に

時間の感覚(あと何分、どれくらい進んだか)は、大人には あたりまえでも、子どもにとっては 目に見えない ぶん、つかみにくいものです。とくに小学校低学年のお子さまや、時間の見通しを持つのが苦手なお子さまにとっては、「もうすぐ おわり」と言われても、それが 5分なのか 20分なのか わからず、活動の切りかえが むずかしくなりがちです。

みとおし時計は、その「見えない時間」を、アナログ時計の針という目に見える形に変えます。「長い針が ここまで 来たら おしまい」という 具体的なゴールがあることで、子どもは自分で のこり時間を感じながら、落ち着いて活動に取り組めます。

みとおし時計とは ― 「いま」と「おわり」を 見える化

画面には、「いま」の時計(青)「おわり」の時計(赤)が ならんで表示されます。「いま」の時計は 実際の時こくに合わせて動き、「おわり」の時計に 終わりの時こくをセットします。2つの時計の間には 進みぐあいのバーが出て、どれくらい進んで、あと どれくらい のこっているかが ひと目で わかります。

「おわり」の時計には、動かせる針に「ながいはり」「みじかいはり」というラベルが付いていて、どちらを動かせばいいのか 迷いません。時計の下には デジタル表示(例:4:45)も出るので、アナログとデジタルの 両方で 確かめられます。

基本の使い方 ― 3ステップ

使い方は とてもシンプルです。次の3ステップだけ 覚えれば すぐに使えます。

① 「おわり」の時こくを セットする
右のパネルにある「5ふんご」「10ぷんご」「15ふんご」「30ぷんご」「45ふんご」「1じかんご」のボタンを押すと、今の時こくから その時間後を、パッと セットできます。ぴったり合わせたいときは、「なんじ・ふん」の えらぶ欄や、「+1ぷん/−1ぷん」ボタンで 1分ずつ 調整できます。
② 時計を直接タップして 決めることも
時計の数字をタップすると みじかいはり(何時)が、まわりをタップ・針をドラッグすると ながいはり(何分)が動きます。子ども自身に 針を動かして 終わりの時こくを 決めてもらう、という使い方もできます。
③ 「あと何分」と 進みぐあいで 見通す
セットが終わると、あと何分 のこっているかが 自動で表示され、進みぐあいのバーが だんだん のびていきます。ことばで言わなくても、子どもが自分で「もうすぐだ」と 感じられます。
みとおし時計の設定パネル。5ふんご・10ぷんご・15ふんご・30ぷんご・45ふんご・1じかんごのボタン、なんじ・ふんの選択、+1ぷん/−1ぷんの微調整
「じかん」タブ。よく使う「◯ふんご」ボタンで手早く、数字えらびや±1分でぴったりに。

「ながいはりが ◯ に なったら おわり」+ 読み上げ

みとおし時計の いちばんの特長が、画面の下に大きく出る、やさしいことばの メッセージです。「ながいはり が 9 に なったら、「おわり」」のように、時こくを 読むのではなく、「長い針が どこまで 来たら 終わりか」という 見た目のゴールで 伝えます。これなら、まだ 時計の 数字が しっかり読めない お子さまでも、自分で のこり時間を 見通せます。

画面下部の大きなメッセージ『ながいはり が 9 に なったら、「おわり」』と、よみあげ(読み上げ)ボタン
「ながいはりが 9 に なったら おわり」と、絵と ことばで はっきり表示。「よみあげ」ボタンで、音声でも伝えられます。

さらに「よみあげ」ボタンを押すと、このメッセージを 音声で読み上げます。文字を 目で追うのが 苦手な お子さまにも、耳から見通しを 伝えられます。目と耳、両方の 手がかりがあることは、ユニバーサルデザインの 考え方にも つながります。

2つの時計を くらべる/かさねて 1つに

ひょうじの設定では、「いま」と「おわり」を2つ ならべて見せるか、かさねて 1つの時計にするかを えらべます。ならべると「今の位置」と「ゴールの位置」を 見くらべやすく、かさねると 1つの時計の中で「針が ここから ここまで」と ひとめで つかめます。お子さまの 分かりやすさや、画面の大きさに合わせて 使い分けられます。

見た目を 変える ― 教室にも、家庭にも

「ひょうじ」「なまえ」タブでは、見た目を いろいろ 変えられます。針の色・太さ・形(ふつう/ふとい/せん/やじるし)を えらべたり、針に名前を付けたり、デジタル表示の オン・オフも できます。目の うごきが 苦手な お子さま向けに、太い針や カラフルな針にする、といった 工夫もできます。

また、全画面表示に できるので、教室の電子黒板やプロジェクターに 大きく映して、クラス全員で のこり時間を 共有できます。暗い部屋でも見やすいダークモードにも 切りかえられます。

こんな場面で 役立ちます

安心して 使えます

みとおし時計は、完全無料・登録不要・インストール不要です。ブラウザを開くだけで すぐに使え、個人情報の入力も いりません。設定は お使いの端末の ブラウザ内だけで 処理されるので、教室でも ご家庭でも 安心して お使いいただけます。パソコン・タブレット・スマートフォンの ブラウザに 対応しています。

よくある質問(FAQ)

みとおし時計は無料ですか?
はい、完全無料です。登録・ログインもインストールも不要で、ブラウザを開くだけですぐに使えます。追加料金や課金要素もありません。
みとおし時計は何のためのツールですか?
「いま」の時こくと「おわり」の時こくを2つのアナログ時計で見える化し、『ながいはりが6になったらおわり』のように小学1年生にもわかる言葉で見通しを伝えるタイマーです。授業や給食・そうじの時間管理、時間の見通しが苦手なお子さまの支援に役立ちます。
時間のセットはどうやりますか?
「5ふんご」「10ぷんご」「30ぷんご」などのボタンをタップするか、時計の数字をタップ(短い針=何時)、まわりをタップまたは針をドラッグ(長い針=何分)してセットできます。1分ずつの微調整ボタンもあります。
文字が読めない小さな子でも使えますか?
はい。表示はすべてひらがなで、『ながいはりが◯になったらおわり』と絵と言葉で示します。読み上げ(音声)ボタンもあるので、耳からも見通しを伝えられます。
特別支援や発達支援でも使えますか?
はい。時間の見通しが持ちにくいお子さまに向けて、残り時間を「長い針がどこまで進むか」という具体的なゴールで示せます。針の色・形・名前を変えられ、全画面表示で電子黒板にも大きく映せます。
電子黒板やプロジェクターで使えますか?
はい。全画面表示に対応しているので、教室の電子黒板やプロジェクターに大きく映して、クラス全員で残り時間を共有できます。ダークモードにも切り替えられます。
データは安全ですか?
設定はブラウザ内だけで処理され、個人情報の入力も不要です。安心して教室でもご家庭でもお使いいただけます。

まとめ

「みとおし時計」は、インストールも登録もいらず、ブラウザを開くだけで使える無料の見通しタイマーです。「いま」と「おわり」を2つのアナログ時計で見える化し、『ながいはりが◯になったらおわり』というやさしい言葉と読み上げで、小さなお子さまにも「あと どれくらい」を伝えます。授業や家庭の時間管理から、時間の見通しが苦手なお子さまの支援まで、はば広く役立ちます。

まずは一度、開いて「おわり」の時こくをセットしてみてください。時間が、目に見える形に変わります。

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